前回は、猫ちゃんが病気意外に吐いてしまう3つの原因について探ってみました。
猫が吐く原因を3つのパターンから探ってみよう!病気との見分け方。
今回は、そのうちの「形の残ったフード・透明や黄色の胃液」を吐いてしまう場合の対策についてです。
原因はお腹の空き過ぎでしたが、どうしたらよいのでしょうか?
お腹が空き過ぎでなぜ吐いちゃうの?
空腹時間が長くなることで、胃液がたくさん分泌され、のどまで込み上げて胸焼けを起こすと胃液を吐くことがあります。
また、空腹な状態でフードを一気食いすると、勢い余ってフードを食堂に詰まらせ、反射的に吐くことが多いようです。
なるべく吐かせないための4つ方法
1.フードを小分けに与える
猫の空腹時間を短くするために、1回に与えるフードの量を減らし、回数を増やすことで吐く回数を減らすことができます。
もちろん、1日に与える量はしっかり守ってくださいね。
1回分の量を減らすことで一気食いの防止にもなります。
もし、一度にぺろっと食べてしまう猫ちゃんでしたら、ちょっと手間かもしれませんが有効的です。
我が家の猫は、いつも自分で小分けにして食べてます。
最初は、なかなかご飯を食べ終えないので、どうしたことかと思いましたが、かえってその方が良いようです。
やはり、よっぽどお腹が空いていたのか、一気食いしてしまうと吐いてしまうことがあります。
2.フードの置き場所を増やす
フードを小分けして少量ずつあちこちに置くことで、一気食いを防止できます。
猫だけでお留守番させる際にいいとか。
さすがに、うちではやったことありませんが、1つの方法かもしれません。
フードは傷みやすいので、特に夏場などは注意したほうがよさそうですが・・・
3.フード台を使い逆流を減らす
頭を下げた姿勢でフードを食べると胃液が込み上げたり、フードが詰まる原因にもなります。
猫の体の大きさに合わせ、5〜10cmほどの高さのフード台を使うといいでしょう。高さを調節できる便利なグッズのありますよね。
4.小さめの食器を使う
フード皿を小さめのものにすることで、一気食いの防止になります。
また、コップのような小さな食器を使えば、舌でフードをすくい取りながら食べるため、時間をかけて食事できるようになるということです。
だけど、ちょっと意地悪な感じにも思えますが、猫ちゃんのためです。
ペット用品に「ゆっくり食べれる食器」というのがありますね。
食器の側面と中央に突起がつけているのですが、猫がフードを口に運ぶスピードがゆっくりになる設計なんだそうです。
次回は、消化不良を起こしている場合の対策です。
※吐いたあと、ぐったりしていたり、下痢をしている、体が熱っぽい、短時間に繰り返し吐く、2日以上続くなどの症状がある場合には、何らかの病気も疑われるので受診を。
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●ペットの体型にあわせて、高さが3段階に調節できます。(高さ:7cm・10cm・13cm)
●洗えるすべり止めマット付き
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●健康的な食べ方を習慣づけるフードボールデザイン。
●ゆっくり食べれることにより消化に良く、肥満になりにくくなります。
●通常の食器より2倍〜4倍時間がかかります。(※個体差によります)